2012年3月21日水曜日

第10回古楽レクチャーコンサート〈日本の歌〉


4月22日(日) 【第10回古楽レクチャーコンサート】のお知らせ

<日本の歌>

今回は、私たち日本人のポピュラーミュージックに焦点を当てて、様々なジャンル・スタイルの曲を西洋バロック期の楽器で演奏します。

〈日本の歌〉プログラム
日本歌曲、演歌、J-Pop、アニメ・映画ソングより

〈バロック器楽作品〉のプログラム
パッヘルベルのカノン
バッハ
《フルートとオブリガートチェンバロのためのソナタロ短調BVW1030》
《無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009》
《カンタータ156番:我が片足は墓穴にありて立つ》より

日本と西洋の音楽を楽しめる、一度で二度おいしいコンサートです♪

今回使用する4つの楽器は…
どこかとぼけたようなカワイイ音色のバロック・オーボエ
優しく軽やかな音色のバロック・フルート
朗々と歌う低音が魅力のバロック・ビオラ
煌びやかに舞うチェンバロ(運搬の都合で電子楽器になります)

〈諸事項のご案内〉
日時:2012年4月22日(日) 15時開演(14:45開場)

前売り券:一般3500円、学生2500円 ※お茶会付き
当日券は+500円、演奏会後に演奏者との交流会がございます。

場所:鷺沼アーナンダヨーガスタジオ 東急田園都市線・鷺沼駅徒歩2分
(チラシをクリックすると詳細アクセスがご覧になれます)

ご予約・お問い合わせはkiyumashigana(at)yahoo.co.jpまで
※(at)を@に直して、お送りください。

出演者プロフィール

バロック・ビオラ 中島 由布良 

3歳よりバイオリン、ピアノを始める。2002年よりビオラに転向。
米国の州立ノーステキサス大学にてモダン及びバロック・バイオリン/ビオラを学び、学士(音楽理論・バイオリン)、修士(ビオラ・音楽学)を取得。
2005年にカーネギーホール提携プログラムである若いアーティストのためのプロフェッショナル・トレーニング・ワークショップに招かれ、主席バロック・ビオラ奏者としてトン・コープマンと共演。
2007年よりハーグ王立音楽院にてエンリコ・ガッティ、キャサリン・マッキントッシュ各氏にバロック・バイオリン及びバロック・ビオラを師事、2010年に学士 (バロック・バイオリン/ビオラ)を取得、卒業。
古楽器・モダン楽器の奏者としてオランダ国内や米国各地の数々のグループやオーケストラで演奏活動を行う。
2010年秋、日本に帰国し、現在はフリーのミュージシャンとして各地で幅広いジャンルの演奏活動を行っている。

バロック・オーボエ 小野智子

千葉県出身。吹奏楽部の仮入部体験時に音が出なかった悔しさからモダンオーボエを始める。そのまますっかりのめりこみ洗足学園音楽大学入学、そして卒業。モダンオーボエを小林裕、小川綾子の各氏に、室内楽を千葉直師、荻原清次の各氏に師事。大学卒業後、バロック・オーボエにばったり出会い、すっかりはまって三宮正満氏に師事。その勢いでイタリア・ウルビーノの講習会に参加しアルフレド・ベルナルディーニ氏のレッスン受講。現在バロック・オーボエでの演奏活動他、モダンオーボエの指導などを行っている。

チェンバロ 林則子

武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。大学卒業後、音楽教室講師、合唱団、児童合唱団の伴奏、ラウンジピアノの演奏等を数年間行う。その後古楽に出会いチェンバロに転向し、ソロやアンサンブルで演奏活動を始める。2007年、第21回古楽コンクール〈山梨〉チェンバロ部門入賞。東京藝術大学大学院チェンバロ専攻修了。

企画・構成 長島有紀
チラシ制作 Elise えりせさん素敵なチラシをどうもありがとう!
協力 鷺沼アーナンダヨーガスタジオ 剱持先生、感謝いたします!


恋とワインの歓び in Jardin des musiciens

来る3月31日(土)、いとうけいさん主催の公演<恋とワインの歓び>に出演します。

演目はフレンチバロック!
ホールの響きも、共演者の皆さんも素晴らしいこの企画、楽しみです!

L.N.クレランボー 
カンタータ「アモールとバッカス」、カンタータ「ピラムスとティスベ」他
ジャケ・ド・ラ・ゲール 
クラブサン曲集Ⅱより、オペラ「プロクリスとセファル」より

出演者
ソプラノ 鈴木菜穂子
テノール 及川豊
バス 望月 忠親
ダンス 熊田恵
バロックヴァイオリン 阿部まり子
バロックフルート 長島有紀
バスヴィオール 山根健一
チェンバロ いとうけい
演出 原雅巳


日時:3月31日(土)、15時30分開演

場所:東戸塚 Jardin des musiciens

入場料:1000円(自由席28席)

2012年3月9日金曜日

アンサンブル室町『塔にみる夢、未来に捧げる祈り』

ご無沙汰しております。

早いもので、震災から1年が経とうとしております。メディアを通しての被災地の報道に、何もできない自分の小ささを思うと胸が痛む日々でした。
余裕のないストレスいっぱいの心でしたが、同時に、「生」を改めて考える機会ともなりました。
「自分にとって本当に大切なものは何であるのか?」と日々問うていました。

命は贈り物であり、人生は一度きりしかない、明日生きている保証なんてどこにもない。だから、毎日を精一杯生きる。この一瞬はもう二度とやってこない、何気なく生きてはいけない。

3月11日を思うと、色々な感情が沸き起こってきます。その日に江戸東京博物館でアンサンブル室町の一員として演奏をします。

<公演のご案内>
アンサンブル室町『塔にみる夢、未来に捧げる祈り』

平成24年3月11日(日)
14時30分開場
15時 第一部開演
16時10分 第二部開演

会場:江戸東京博物館 1階ホール
料金:3500円 ※江戸東京博物館特別展「ザ・タワー」鑑賞券付

アンサンブル室町とはバロック時代の古楽器と伝統的和楽器の演奏家、
舞踏家、俳優、そして広く開かれた芸術的対話に関心をもつ人々が集まって結成された芸術集団です。

第一部はジャン・コクトーのバレエ演劇作品「エッフェル塔の花嫁花婿」を、山下恵
『夢遊びLes Pieces d’un Reve』(2008年)
と酒井健治の新作をあらたに楽曲とし、オリジナルのアレンジ、演出によって上演。

第二部は、フランスバロックの作曲家ジャン・フェリ・ルベルが1737年に作曲し
たバレエ音楽「元素」をもとに、古代ギリシャの哲学者エンペドクレスやプラトンのいう「四大元素」、即ち地、水、火、気をテーマとした新曲の委嘱をアンサンブル室町より受けた権代敦彦の作品。
演出・振付:井上大輔、ダンス監修:伊藤キムによる、ダンスパフォーマンスとの共
演となっています。

ぜひ、特別展『ザ・タワー』と合わせてご覧ください。

PC : http://confetti-web.com/detail.asp?tid=111708

携帯:http://cnfti.com/met4788/※「アンサンブル室町」で検索
TEL カンフェティチケットセンター 0120-240-540(平日10時から18時)

主催 公益財団法人 東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館
企画・制作 アンサンブル室町
お問い合わせ:江戸東京博物館 03-3626-9974
03-3626-9974(代表)