寒~い!みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
ついに恐れていた冬がやって来てしまいました・・・今日なんか、凍えてしまいそう。
オランダにいた頃は、ダウンコートを2枚重ねて、ズボンを2枚履いて、毛糸の帽子の上からフードをかぶり、もはや身動きすら取れない状態の私は、周りから見たら得体が知れない人物だったと思います。
いや、でも思い起こせばすでに私の寒がりの歴史は日本にいた頃からありました。
ボンレスハムのような綿のいっぱい入ったダウンコートを毎日着て学校に出かけていたので「マッチョ!」呼ばれていましたっけ。
とてもファッショナブルな私です(笑)
日本の皆さんに「オランダってとても寒いでしょ?」と尋ねられるのですが、う~ん、私にとっては日本もオランダも冬はどこも寒い場所は寒いです。
むしろ、ヨーロッパはセントラル・ヒーティング(暖房)の設備が整っていて室内が暖かく、日本よりも快適でした。
自分の部屋の窓辺にあるセントラル・ヒーティングに張り付いて、街の眺めを眺望しながら笛を練習していた頃が懐かしいです。私の部屋は19階建ての14階でした。日本と違って周りに高い建物が何もないので遠くまで景色がよくよく見えました。
野菜マニアの私は冷蔵庫の野菜が切れると、慌てて市場に自転車を走らせて左右のハンドルにめいっぱいの野菜やマッシュルーム、チーズを積んで、よろけながら家路に着きました…
雨の日も風の日もこれだけは決して日常生活において欠かすことのなかったバレエスタジオの仲間や、先生は元気かなぁ…
なんだかすごく、懐かしいなぁ…
待ち行くオランダの人々はみんなとてもエネルギッシュでパワフルでした!
というわけで・・・寒いけど、気持ちはホットにいこうと思います♪
雪
今日は冬の寒さを体験させてもらい、どうもありがとうございます!
返信削除今年は暖冬と言えども、やっぱり寒いですよね。
我が家も電気のヒーターを買いました。安くて、音もボーボー言うけど、暖かいです。
はじめまして、横浜のフルート愛好家です。
返信削除この前(6月)、東戸塚の「ジャルダン・デ・ミュージシャン」のコンサートに伺いました。すばらしかったですね。実は私も今年の4月からフラウト・トラヴェルソ習っているのです。
モダン・フルートの経験が長いので、音は比較的簡単に出せるのですが、指使いで苦労しています。最初の3ヶ月くらいは基本編で易しい小曲をたくさん吹かされました。その後曲に入り、ヘンデルの作品1-1(a)、次にブラヴェのソナタop.3-2(h-moll.)、現在はオトテールの組曲op.5-2(c-moll)をやっています。これが実に難しいですね!(泣)でも四苦八苦した結果年内、には仕上がりそうです。
一方、モダン・フルートも併行してやっています。最近さらい始めたのが、T.べームの「シューベルトの主題による幻想曲」。この曲、穏やかで、あまり華やかに聴こえないので、難しくないのではないかと思って始めたら、とんでもない話でした。最初の序奏から、いきなりフラット7つ(変イ短調)そしてシャープ5つ(ロ長調)さらにフラット3つ(変ホ長調)という大胆な転調をしていきます。そして特にバリエーションⅡがものすごく難しいです。特に右小指の操作が正確にできないと音になりません。
このT.べーム。フルートの改良者として、モダン・フルートの生みの親という側面が強調されがちですが、私は作曲家としても大変な才能を持っていると思います。彼がシューベルトの歌曲(6曲)をフルート用にパラフレーズしたバージョン、聴いたことありますか。これを聴くと、「フルートっていいなあ、ちょっと吹いてみようかなあ」と思いますが、実際にやってみると、こんなに難しい曲なのかと驚かされます。(ベネットのCDがお勧め)
ところで、私の知り合いで、自宅の一室を音楽サロンにしている人がいます。三浦半島の葉山の近くの高台にある住宅街にあるのですが、実は、来年1月末(31日)にそのサロンで井上昭史というフルーティストのリサイタルがあります。(私が数年前から時々レッスンを受けている先生です。)
おそらく、トレヴァー・ワイのフルート教本の邦訳者としてご存知だと思いますが、演奏も大変すばらしいです。私が4年前に氏をサロンのオーナーに照会し、今度で4回目です。
前回のリサイタルでは、東京から来た笛オタクの愛好家の方(長島さんもご存知の方です。)が、ルイ・ロットの名器を2本と14金のオールド・ヘインズ1本を持って来ていて、それらの楽器を使ってアンコールを演奏するというハプニングがありました。
まずは井上氏自身の楽器(マテキ)で、アンデルセンの「スケルッツィーノop.55-6」、続いて、「14金オールド・ヘインズ」でクライスラーの「ベートーヴェンの主題によるロンディーノ」、「ルイ・ロット」でイベールの「間奏曲」、もう一本の「ルイ・ロット」でPh.ゴーベールの「子守唄」と、実に4曲演奏されました。
すべて全く初めて手にした楽器なのに、実に見事に3本を吹き分けたのです。
3本の楽器がそれぞれ響きが異なり、面白かったのですが、共通して言えることは、現代のフルートより音量はないものの、非常に内容のある、しかも甘い音色でした。
今回もその方いらっしゃいます。また、もしかするとフラウト・トラヴェルソの関係者もお見えになります。
この、聴衆の楽器を使ってのアンコール演奏、大変評判がよかったので、今回もやってみようかと思っています。(さっそく、オールド・ヘインズの立候補者がありました。)
もし、ご興味がございましたら、是非聴きにいらしてください。40名限定の少人数のリサイタルで、終演後には演奏者を囲んでお茶会もあります。
詳細は、音楽サロンのHPをご覧ください。
「Salon Collina」: http://www.diana.dti.ne.jp/tmcjapan/
ゆきちゃん久しぶり♪
返信削除ちひろだにょん^^
そうそう、大学の時もいっつも冬になると寒い寒い言ってたねww
この間久しぶりにAちゃんと会って、このブログのアドを教えてもらったの♪
今度、時間がある時にお会いしたいわ~^^
マイケルさん
返信削除寒かったね、あれ!近年体験したことのない寒さに震えました。でもまた行きたい♪
横浜のフルート愛好家さん
リサイタルにお越しくださいましてどうもありがとうございました。
これからも、トラヴェルソ頑張ってください♪
「東京の笛オタク」さんは素晴らしいフルートをたくさんお持ちですよね。
井上氏すごいですね!ワォ^^
葉山のサロンは中がどんな感じなのかしら?
ちひろちゃん
お久しぶり!先日お手紙どうもありがとう。
先生のコンサートに伺えなくてごめんなさい。きっととっても素敵だったことでしょう。
私のマッチョぶりは今も健在しています。
懐かしいなぁ、大学時代…楽しかったね、いろんな思い出がいっぱい。
ちひろや皆に会いたい。
横浜のフルート愛好家です。
返信削除コメントありがとうございます。
1月31日のコンサートがあるサロン(「Salon Collina」)は、横須賀市湘南国際村に住んでいる、私の知人のピアノ講師が自宅の一角を音楽サロンにしたもので、収容人数は約50人、年代物のスタインウェイが2台ある大変贅沢なサロンです。天気がよければ、サロンの庭先から相模湾や富士・箱根・伊豆がパノラマで見渡すことができ、三浦半島随一の絶景スポットです。
オーナーはピアノの関係者なのでピアニストを呼ぶことが多いのですが、時々フルーティストも来ます。
だいぶ前にはD.フォルミザーノ等、ミラノ・スカラ座の首席奏者が木管室内楽をやったことがありました。このような人たちを呼べたのかは、色々な事情があってのことですが・・・。
あと、イギリスの大家、W.ベネット氏がオーナー宅にステイしたことがありました。(コンサート自体は別のところでやりました。)
今年の8月には、このサロン史上初めて、チェンバロを借りてきて古楽のコンサートをやりました。日本人のガンバ奏者とイタリア人のチェンバリストを呼んでバッハのガンバ・ソナタを全曲やりました。
実は、このコンサートの前に、アマチュアの愛好家の発表会をくっつけたのです。エントリーしたのは私と例の東京の笛オタクの方の2人だけで、笛オタクの方がボワモルティエのソナタg-moll、私がヘンデルのソナタop1-1(a)を吹きました。
ところで、1月31日の井上氏のコンサートですが、現在銀のオールド・ヘインズでアンコールを吹いてほしいと希望している人が一人いらっしゃいます。あと、例の笛オタクの方が、今回は「バジャー」という、ヘインズの師匠であった職人が作った珍しい楽器を持って来るかも知れません。
管体がフラウト・トラヴェルソのような円錐形で、キイ・システムはべーム式だということです。もっとも、T.べームの初期の試作品も似たような楽器だったようですが、この「バジャー」は、外側がメタル(銀)で内側がウッド(木製)という、おそらくオリジナルで現存するのはこれ1本だけなのではないかといわれている、大変珍しい代物だそうです。
この楽器、ピッチは440Hz.ですが、歌口がフラウト・トラヴェルソくらいの大きさしかなく、したがって、小回りはきくものの、音量はあまり出ないそうです。井上氏が首をタテに振るかどうか、ちょっと不安なのです。(笑)
長島さんも是非そこで?(笑)
1月31日は、お越しいただければ本当にうれしいですが、お仕事のスケジュールもお忙しいと思いますので、無理なお誘いもできませんね。(笑)
お風邪などひかないようお気をつけて。
では、また。
横浜のフルート愛好家さま
返信削除わぉ・・・素晴らしいですね!そんな絶景スポットで素敵な音楽を聴いたら♪
機会があれば私もそちらで演奏させていただきたいです!
31日は残念ながら仕事があります。
2010年も横浜のフルート愛好家さんにとって素晴らしい1年になりますよう、心より願っております。雪