2019年11月10日日曜日

ヨガと私


私は現在東南アジアにいて、インド人のヨギー達が身近にいる環境で生活しています。
そこで幸運にもヨガを深く学ぶ機会に恵まれ、インストラクターの資格<RYT500>(全米ヨガアライアンス)を取得しました。

私のヨガとの最初の出会いは、どうしたら息が長くなるか?という壁にぶち当たった学生の時です。
皆さんご存知の通り、ヨガにはたくさんの呼吸メソッドがあります。
フルートのテクニック上達のために始めたヨガけれど、いつしか、ヨガは私の生活に欠かせない存在になっていきました。
ヨガをすると不安定な精神は落ち着き、体が強くなるのを感じていくのです。

そしてヨガとフルートを演奏することには大きな共通点があります、それは「深く呼吸をする」ということと「自分自身と向き合う時間」であるということ。

ストレスフルな現代人の心身の改善のために役立てるようなプログラムを作っていきたいと考えています。

2019年8月7日水曜日

「ブルーインフラがつくる都市-東京港湾倉庫論-」展、最終日の演奏会♬

青い展覧会場の中での演奏

(左)渡邊氏、展覧会最終日を締め括る

フルートの500年の歴史をレクチャー

Collaboration of Contemporary architecture & Baroque flute🎵
<Baroque Flute × Bleu Infrastructure>

The theme of the exhibition is "water"
1. I play baroque flute at the exhibition "Blue Infrastructure making the city" at Re-SOHKO
2. Mr. Watanabe (architect) explains the summary of the exhibition.
3. I gave a lecture on "500 years of flute history"

現代建築 ✖︎ バロック音楽
「ブルーインフラがつくる都市-東京港湾倉庫論-」展
早稲田大学・渡邊大志研究室主催の展覧会 (Re-SOHKO東京港湾地区の倉庫に於いて)
最終日に<バロックフルートとブルーインフラの調べ>が開催されました。
展覧会のテーマは「水」💧
「倉庫は人類最初の建築物ではないか(渡邊氏)」との原案から、こんなにも壮大な都市計画に展開するのですね~!会場には渡邊氏のこれまでの研究の成果が模型とともに展示されていました。
建築家の頭の中は果てしないイマジネーション!!
今回、建築とバロック音楽を掛けることで、意外にも沢山の共通点が見つかりました。
会場となったRe-SOHKOさんでは、様々な建築のアートイベントが開催されています。
渡邊先生、貴重な機会を与えて下さって感謝しています。
またご一緒させて頂ける日を楽しみにしています!
2019年7月27日、於:Re-SOHKO

2019年7月20日土曜日

バロックフルートとブルーインフラの調べ



「ブルーインフラがつくる都市 -東京港湾倉庫論-」展
<早稲田大学・渡邊大志研究室>主催の展覧会最終日7/27(土)のミニコンサート「バロックフルートとブルーインフラの調べ」に出演させて頂きます♪

"バロックフルート奏者の長島有紀さんをお招きして、「ブルーインフラがつくる都市」展会場で、ミニコンサートを行います。建築は「凍れる音楽」と言われてきました。展覧会最終日は、今のフルートの原型となったバロックフルートの音色と共に、初夏の夕涼みと致します。(渡邊大志)
ご参加お待ちしております。"
日時:2019年7月27日(土)16:30〜
参加費:2000円(当日清算)
会場:港区港南3-4-27第二東運ビル『ブルーインフラがつくる都市』展会場
スケジュール:16:30〜17:30 ミニコンサート
 (お茶とお菓子をご用意致します。)
お申し込み先:watanabe.taishi.lab@gmail.com
主催:早稲田大学渡邊大志研究室
協力: Logistics Architecture 研究会

2019年7月16日火曜日

紫陽花と神社

神社に咲く紫陽花

今年の梅雨はいつもより長いです?
紫陽花って色も形もヴァリエーションがたくさんあるのですね!

2019年4月29日月曜日

古楽マメ知識②−RenaissanceFlute






この私が吹いているフルートはルネサンス期 (1500 〜1650以降頃)に演奏されていたフルートです。
特徴は、分割ができない円柱形の管にトーンホールが6つ開いているだけのシンプルな構造です。
ルネサンスフルートの音色は明るく澄んでいて、よく響きます。
ですが、このフルートはピッチの調節ができず、半音を出すのが苦手で、音量が弱いために次第に廃れていってしまいます。
🇬🇧
The flute I hold is a flute that was played during the Renaissance (from 1500 to 1650 and onwards). 
It is a cylindrical tube that can not be divided as it made in one piece of wood. 
It has a simple structure with only six tone holes. The tone of renaissance flute is pure, brilliant and resonates well. 
The pitch of that flute could not be adjusted, it was not good at making semitones, and the volume was low, so it gradually became obsolete.

🇫🇷
La flûte que j’utilise est une flûte du style de la Renaissance (de 1500 à 1650 et après). 
C’est un tube cylindrique fait d’une seule pièce de bois. 
Elle a une structure simple avec seulement six trous de tonalité. Le ton de la flûte renaissance est pur, brillant et résonne bien. 
Le pitch de cette flûte n'etait pas ajustable, elle n'était pas bonne pour faire des demi-tons et le volume était faible, donc elle est devenue progressivement obsolète.

2019年4月16日火曜日

We love the Paris Notre Dame Cathedral!

クリスマスツリーの帽子を被り(?)大聖堂の前で
We love the Paris Notre Dame Cathedral!

I woke up to the sad news, was in shock all day. At first I thought it was some kind of fake clickbait news, then I realised it was for real and spent the rest of the day in a state of shock. I was speechless.

<Mini history of Notre-Dame cathedral>
The most famous of all ND cathedrals is the one in Paris on the riverbank of the Seine, the river that flows through Paris.
The construction began in 1163, but the cathedral was just 850 years old in 2013, as the building itself runs across history, taking many years.

Please when rebuilding it, pay respect to the original architecture, the most beautiful of all!
This is most certainly what the French and people across the world wish to see again.
The Notre Dame Cathedral of Paris has many fans across the world, including Japan.
I am just one of them.

🇯🇵
今日はとてもショックな、朝のニュースで目覚めました。
冗談だと思って見ていた映像が、事実だとわかった瞬間に言葉がなくなりました。

<ノートルダム聖堂 Mini History>
「ノートルダム聖堂」という名前の教会は世界各地に存在します。
Notre ノートル=「私たちの」dame ダム =「貴婦人」という意味で、キリスト教の聖母マリアを指しています。
つまり聖母マリアに捧げられた聖堂が「ノートルダム聖堂」と名付けられているのです。
そして数あるノートルダム聖堂のなかでも最も有名なのが、パリのノートルダム大聖堂です。
パリ市内を流れるセーヌ川の中にあるシテ島に建設されました。1163年に建設が始まったので、2013年で850歳を迎えたばかりでした!長い長い歴史を持った建物です。
フランスにおいてキリスト教会の中心的な地位にありましたが、1789年のフランス革命以降に起こる反キリスト教運動によって破壊されるなど多大な被害を受けましたが、1864年に修復されて元の姿に戻りました。
あの美しい姿よ、どうか再び!ファンの一人として心から願っています…

2019年4月8日月曜日

やはり桜 −お花見− History of Hanami 

At Tokyo Ueno
私は桜が好きです、大好きです。
理由はなぜだかよくわかりません。
とにかく桜を見ると気分がよくなるんです。
この時期は上ばかり見て歩いているので、ちょっと危なかしいです。
J'aime les fleurs de cerisier.
Je ne connais pas la raison.
Mais ça me fait me sentir mieux.

< Hanami >
🇬🇧
Did you know that Japanese people love Hanami (flower viewing)?
Hanami is a Japanese custom about admiring the cherry blossoms in spring.
Hanami in Japan is said to originate from events linked to nobles during the Nara period(710–794). During that time, plum trees that had just arrived from China were admired, and in the Heian period(794–1185), they were replaced by cherry blossoms (sakura). It is said that Hanami's customs were widely spread among the people in the Edo period(1603-1868).
🇫🇷
Saviez-vous que les Japonais adorent Hanami (l’observation des fleurs)?
Hanami est une coutume Japonaise: on admire les fleurs, principalement de cerisier, au printemps.
Hanami au Japon serait originaire d’événements liés à la noblesse pendant la période Nara(710–794). À l'époque de Nara, les pruniers qui venaient d'arriver de Chine étaient admirés et, à l'époque de Heian(794–1185), ils ont été remplacé par les fleurs de cerisier. On dit que les coutumes d’Hanami étaient largement répandues parmi le peuple à l'époque d'Edo(1603-1868).


At Yokohama

2019年3月31日日曜日

古楽マメ知識講座①−BaroqueFlute



私が写真の中で吹いているフルートは、今から約250年前、18世紀半ばにフランドル地方(今のベルギー、オランダ)のG. A. Rottenburghによって製作されたフルートのレプリカです。
現代のフルートは金や銀などの金属で作られていますが、バロック時代のフルートは木製です。
音色はメランコリックで優しい音がします。
🇬🇧
The flute I bring in the images is a replica of the flute made by G. A. Rottenburgh in the Flemish Region (Belgium&the Netherlands) about 250 years ago, in the middle of the 18th century. Modern flutes are made of metal such as gold and silver, while baroque flutes are 100% wood. The wooden flute exudes a quiet melancholy.
🇫🇷
La flûte que je prends dans cet images est une réplique de la flûte fabriquée par G. A. Rottenburgh en Région flamande (Belgique&les pays-bas) il y a environ 250 ans, au milieu du XVIIIe siècle. Les flûtes modernes sont faites de métal tel que l’or et l’argent, tandis que les flûtes baroques sont 100% en bois. Le ton est mélancolique et doux.

2019年3月25日月曜日

さくら〜さくら〜♪


恵美さんと私

少しずつ…

本日、古楽レクチャーコンサート <18世紀のヨーロッパ>は、おかげさまで盛況のうちに終演することができました。
ご来場頂いたお客様、誠にありがとうございました!心より御礼を申し上げます。

チェンバリストの中村恵美さん、ご共演頂きありがとうございました♪
恵美さんのW.バードの「涙のパヴァーヌ」心に沁みました。

まだかまだかと日々心待ちにしていた桜のつぼみがついに開いたのを見て、ぱーっと心が明るくなり、幸せを感じながら演奏会場へと入りました。春ですね!


2019年2月19日火曜日

第18回 古楽レクチャーコンサート 【18世紀のヨーロッパ】



【プログラム】
J.S. バッハ 
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV 1034

J-M. オトテール 
フルートと通奏低音のための組曲集第1巻 Op.2-No.3 ト長調

G.B. プラッティ 
6つのフルートのためのソナタ Op.3-No.6ト長調

W.バード 
涙のパヴァーヌ

J.K.F. フィッシャー
『音楽のパルナッソス山』組曲第2番 「エウテルペ」よりシャコンヌ

F. クープラン 
『第24オルドル』より
大殿様たち(荘重なサラバンド)、若殿様たち(伊達男たち)、心を射る矢

他(プログラムは変更の可能性もございます)

【チケット】 4000円/ 要予約/ 25席限定/ 全席自由

【ご予約&お問い合わせ】 
kiyumashigana(at)yahoo.co.jp
①お名前 ②電話番号 ③チケットの種類 ④枚数 をご明記の上お申し込み下さい

【アクセス】 
3F・音楽室
東京都渋谷区千駄ヶ谷2丁目10‐1(木島アネックス 3階)
※チラシをズームすると千駄ヶ谷駅からのアクセス詳細がご覧頂けます

【出演者】
バロック・フルート 長島有紀  

チェンバロ  中村恵美  

★プロフィール
中村 恵美(Cembalo)
パリ市立高等音楽院、パリ国立高等音楽院にてディプロムを取得し卒業。N.スピート、C.ルセ他各氏に師事。フランス各地での演奏活動後、帰国。ソロ、アンサンブルや二台チェンバロのデュオ活動等行っている。
昨年、W.バードのチェンバロ作品を和楽器とコラボレーションしたCD「W.バード&ジャパン」をリリース。他に、ソロCD「デュフリ作品集」レコード芸術準特選盤、朝日新聞推薦盤、通奏低音奏者としては「海の嵐」レコード芸術特選盤などがある。
公式HP: http://www.emi-cembalo.com