2009年10月4日日曜日

豊橋の教会にて

気づけばすっかりご無沙汰しております。もうすっかり秋ですね。

昨日は、新幹線に乗って愛知県の豊橋へ!


チェンバリストの加藤由梨さん(写真真ん中)主催の「step by step~チェンバロ・コンサート~」にゲスト出演。※写真左:小田切弘美さん(バロック・ヴァイオリニスト)右:私



こちらのコンサートは今回で第8回目。

もともとは「カフェ・バロック」という伝統ある豊橋の珈琲屋さんで演奏会をされていたそう。
その間徐々にバロック音楽ファンの方が増えてきて、次第に規模が大きくなり、コンサート会場は教会へと移ったそうです。毎回、様々なゲストで構成されています。
「step by step」(一歩ずつ)という演奏会の名前の由縁は、こういった経緯からなのですね。

これからのご活躍が楽しみな加藤さん、応援していますよ!



当日は地元の温かな音楽ファンの方々がたくさん聴きに来てくださって開場は満員御礼!木造の古い教会で和やかな雰囲気の中、ゆったりと楽しみながら演奏ができました♪

プログラムはチェンバロ・ヴァイオリン・フルートの3つの楽器の組み合わせで、ソロ、2重奏、3重奏など変化に富んだ編成で、尚且つイタリア、ドイツ、イギリス、フランスと様々なスタイルの曲を演奏しました。

演奏後のお客様のアンケートには、バロック・フルートについてのご感想がありました。「とてもやさしくて暖かい音色ですね!」と気に入ってくださった方や興味を持って下さった方が多々いらして、はるばる出張してきた甲斐があったなぁ・・・と嬉しくなりました。

やっぱり、いつか日本各地を巡って演奏をしたいです。多くの方に私の好きなこの笛を聴いていただきたいなぁ。

そうそう、コンサートの終わりにひとつBigサプライズがありました!

演奏が終了して、拍手を頂いている最中に、一番後ろの座席のご婦人が私に向かって手を振っています「おぉ!豊橋のお客様はフレンドリーね♪」と思って、おもわず舞台から手を振り替えしてしまうところでした。控え部屋に引っ込んでから再びホールに戻るとやはり先ほどの美しいご婦人が「有紀ちゃん!!!!」と「はて?どなただろう。この土地に知り合いはいないはずなんだけど・・・」と思って「えぇと・・・」と立ち止まっておりましたら、なんと私のオランダ時代の友人のご両親が聴きに来て下さっていたのです。「いやぁ、もうねチラシに有紀ちゃんが載ってたから来ちゃったのよ!」そうだった彼女の実家は愛知県だった!と思い出して、もうもうそのあとは嬉しくて興奮して、たくさんお話をしました。激励を頂いて元気いっぱいになりました。心優しい素敵な友人のご両親に感謝です。どうもありがとうございました!

そしてオフィス加藤の方々にも大変お世話になったことをここに感謝させていただきます。コンサートの準備後片付けでお忙しい中、おいしいご飯を振舞ってくださり、温かいお風呂を用意してくださったり、心温かいおもてなしに感動いたしました。ありがとうございました。また豊橋に行きたいです!


2 件のコメント:

  1. お久しぶりです!
    豊橋に演奏だったのですね。

    音楽家の方は色々なところに行ったり、色々な国々の方と知り合いになったりできて、素敵な仕事だなーって思います。

    ちなみに私は昨日千葉の姉崎に朝5時半起きで行ってきました。もちろん仕事です。遠かった・・・。

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  2. マイちゃん

    お久しぶり!お元気?

    お仕事順調そうでなによりです^^

    マイケルも仕事柄、色々なところに出向くでしょ?新幹線や長距離列車に乗って、自分の地域を離れ、見知らぬ町へ行くのが好きです。
    窓から景色を眺めて、ボーっと考えに耽っているうちに目的地についてしまう「おぉ、もう着いちゃったの?もっと乗ってたかった(涙)」ってなります。

    見知らぬ土地で新しい出会いができるのも素晴らしいこと^^

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